“食”を守り “生きる力”を再生するお稲荷さん
丹沢のふもと秦野の里の清水が湧き出る水の社
お知らせ
2024年2月10日
建国祭 ・祈年祭・天長祭斎行のお知らせ
令和6年2月11日(火)午前10時より拝殿にて
建国祭(けんこくさい)を斎行致します。
令和6年2月17日(月)午前10時より拝殿にて
祈年祭(きねんさい)を斎行致します。
令和6年2月23日(日)午前9時より拝殿にて
天皇陛下の御誕生日をお祝いして、御長寿並びに国民の平安をお祈りする天長祭(てんちょうさい)を斎行致します。
以上の神事はどなた様でもご参列頂けます。どうぞご参列ください。
令和7年2月18日(火)二の午祭 斎行のお知らせ
駐車場に限りがありますので、ご参拝の際は公共交通機関をご利用下さい。

由緒 / 年中行事
御祭神と御神徳
宇迦御魂命(うかのみたまのみこと)
食物神・金運・開運招福の神
五穀豊穣、商売繁盛、学業成就、技芸上達、大漁満足、殖産興業、方位除け、火難避け
宇迦御魂命は、農作物の豊作や食物全般をつかさどる神様。古くから「お稲荷さん」と親しまれてきた、日本人にとって最も身近な神様です。
大宮売命 (おおみやめのみこと)
食物神・商売繁盛の市の神
農業守護、病気治癒、家内安全、家族和合、厄除開運
猿田彦命 (さるたひこのみこと)
開運・事業発展・道開きの神
交通安全、五穀豊穣、建築安全
白笹稲荷神社の由来

創建の年代については詳らかでありませんが、この地先住の古代水田農耕民族は、その水田耕作に不可欠の水源に、また人間の生存の礎となる衣食住の源としての「水源(みなもと)」に、清らかに神奈備を覚出しました。 「宇迦之御霊」と仰ぐ稲魂・穀霊を祀り、「保食神」、「生産の神」として信仰し、現・白笹稲荷神社の前身としての白篠稲荷の小祠を祭祀してきました。
秦野は古代大和豪族・秦氏にゆかりの地であるといい、『風土記』によれば、稲荷信仰を広めたのも秦氏で、秦公(はたのきみ)が山城国に「伊奈利(伊奈里)」を」祭祀したことに始まるといわれています。
天保12年(1841)に成立した『新編相模風土記』には、「稲荷社 白笹稲荷と号す。祭神蒼稲魂命。例祭二月初午の日。及六月二十八日なり。拝殿あり。老松 園一丈。一株を神木となす。末社 明王権現 子安明神」と記されています。
江戸時代初頭の頃の奉納物が残存しており、すでに民衆の信仰の篤かったことがうかがわれ、江戸時代中期には正一位の神璽を再祀し、屋敷神として早くも独立し、神社独自の定例の社頭訓話などのあったことも知られています。時代が下っては献詠歌などが定期的におこなわれ、文芸活動なども活発だったことがしのばれ、崇敬者の信仰により支えられて現代に及んでいます。
例大祭 初午大祭

稲荷大神が初めてご鎮座された2月最初の午の日に大神の御神威を仰ぎ奉るお祭りです。 初午は稲作を始める時期(旧暦2月、現在の3月)にその年の豊作を願い行われてきました。
当社初午祭は関東に春を告げる風物詩であり、例年多くの参拝者でにぎわいます。
白笹稲荷神社の湧水

古代より、わが国は「豊葦原の瑞穂の国」といわれ、農業や稲作の国でありました。
お稲荷さんは元々稲作・穀物の神様であり、農作物の生育に必要なのが水源です。
鎮座地「秦野市今泉字芹沢小字一貫田」は、日量5千トンの豊かな水に恵まれた地です。 神社の境内に自然の湧き水があることからも、鎮座地に相応しい清々しい地であるということがわかります。
稲荷神社とおキツネさん

「お稲荷さん」として親しまれている稲荷大神の御神名は「宇迦御魂命」と称し、稲作・農業の神様です。 食物をつかさどる神様ということから、食べるもの、着るもの、住む家をはじめ、人間生活全般をお守りくださいます。 家内安全・商売繁盛・火盗消除・厄除・交通安全など、さまざまな御利益があります。
お稲荷さんといえば、「キツネ」をイメージされる方が多いようですが、キツネは神様のお使いであって、神様ではありません。 古くから、春になると「山の神」が里に降り、「田の神」となって稲の生育を守り、収穫を終えた秋になると山に帰って「山の神」となる信仰があります。
キツネも、「山の神」「田の神」と同じ時期に姿を見せることから、「田の神・稲作の神」の「神使」と考えられるようになりました。
拝殿天井絵

日本の歌舞伎絵の第一人者である後藤芳世画伯(院展特待)が、七年の歳月をかけて描き上げた天井絵です。 格天井150枚の龍神様、風水四神や宝尽くしの図は神々しい赤誠の作です。
東末社

草木の精霊を祀るお末社は、近年ではパワースポットとして独自の信仰を集めています。
七福神 ~寿老人~

「南はだの村七福神めぐり」の『寿老人』が祀られています。 長寿・財宝・名誉・病気平癒を授け、人々の安泰と健康を守護する神様です。
黄金の泉(ヒカリモ)

ヒカリモは光を受けて黄金に輝く希少な藻で、一定期間発生します。 金運の御利益がありますのでどうぞご覧ください。
神社境内絵図

白笹稲荷神社の年中行事
- 歳旦祭
- 元旦
- 新年安全祈願
- 1月中
- 例大祭(初午)
- 2月初午日
- 二の午祭
- 2月二午日
- 三の午祭
- 2月三午日
- 建国祭
- 2月11日
- 祈年祭
- 2月17日
- 天長祭
- 2月23日
- 祖霊祭(春分祭)
- 3月春分日
- 夏越大祓
- 6月30日
- 七夕祭
- 7月7日
- 祖霊祭(秋分祭)
- 9月秋分日
- 神嘗奉祝祭
- 10月17日
- 七五三祭
- 11月中
- 新嘗祭
- 11月23日
- 年越大祓・除夜祭
- 12月31日
ご祈祷
白笹稲荷神社の御祭神であります宇迦御魂命、大宮売命、猿田彦命の三柱の神様は、衣食住・金運、学芸・技芸、方位除・交通を司る神様としても広く知られております。
神社内の拝殿にて行う昇殿祈祷と、神主が現地に出向して行う外祭とがございます。
ご祈祷(昇殿祈祷)のご案内
白笹稲荷神社では毎日昇殿祈祷を行っております。
昇殿祈祷とは、拝殿に上がりご神前にて、家内安全・商売繁盛・学業成就・厄除・交通安全を始め 様々なお願い事を、神主が中執持ちとして祝詞を奏上し、その成就を祈念する祭祀です。日頃の感謝の気持ちと共にご昇殿下さい。
出張祭典(外祭)のご案内
白笹稲荷神社より神主が現地に出向して神事を行います。
授与品
白笹稲荷神社で頒布しております御神札と授与品の一部を紹介いたします。
参拝が困難な方には、振込用紙と共に郵送いたしますので 白笹稲荷神社社務所までお問い合わせ下さい。

門札・大麻札

厄除守

交通安全守

小判守・金銭守

キツネ守

健康守

縁結び守

安産守

水晶守・ブレスレット・勾玉守

学業守

絵馬

熊手・祈願木札

笛守

ペット守

キティ守

八角御守

すずな守

白笹稲荷朱印帳

白笹すずな朱印帳

狐面みくじ
アクセス
- 東名高速 秦野・中井IC より 車で 5分
- 小田急線 秦野駅 南口 より 徒歩 17分
- 小田急線 秦野駅 南口 より タクシーで5分
- 小田急線 秦野駅 北口 より バス乗車5分 『白笹稲荷神社入口』 下車 徒歩5分
秦野駅 神奈川中央交通バス 5番のりば 神奈中バス のりば場マップ
秦18系統 渋沢駅北口行 (畑中/日立製作所 経由) 神奈中バス時刻表
秦15系統 万年橋行 (震生湖 経由)神奈中バス時刻表
- 「白笹稲荷神社入口」からお帰りのバス時刻表